一般的な登山用語

鞍部(あんぶ)  山と山を結ぶ尾根が一番低くなっているところ。「コル」
一本たてる 休憩のこと。ボッカが杖を背負子の下に立てて休んだことが語源のようです。
ウインドクラスト 風上側の斜面で新雪が強風に飛ばされ、低温で表面が氷化した積雪のこと。
右岸・左岸 沢の下流に向かって右側を右岸、左側を左岸といい、地学用語です。
馬の背 細い尾根こと。「やせ尾根」
エビのシッポ 霧氷の一種で、岩などに付着した岩氷がシッポのような型に成長したもの。
おろく 登山隠語で、遭難死体のこと。
カール 沢の谷頭部にある椀状の地形で、平らで雪渓が残るようなところ。
ガス 濃霧、霧のこと。
滝壺のこと。
ガレ場 沢状の地形で岩、小石が崩れころがっている斜面をいう。
カラミ 荷物を持たないこと。
カンテ 岩壁の中で尾根状の部分をいう。
キジ撃ち 用を足すこと。姿がキジを撃つときの格好に似ていることから。
キレット(切処) 落差が大きい岩盤状の鞍部をいう。
クラスト 風や太陽、雨などの影響で、表面が硬く氷化した積雪のこと。「もなか状態」
グリセード 雪斜面を靴とピッケルで意図的に滑降すること。
クレバス 氷河(日本では雪渓)にできる割れ目のこと。
ケルン 石塚、石の道しるべのこと。
合目 コースの取り付き頂上までを10に区分したもの。距離ではなく、高度による区分に近く、同じ山でも馬返しの違いによって合目に違いが出ることがある。
コースサイン 登山コースを示す目印のこと。指導標やペンキマーク、赤布のこと。
コースタイムを出す 水平距離1000m、標高差100mを15分として足し、実歩行時間と比べる。
ゴーロ 沢の中で、岩や石がゴロゴロ散乱している平坦な河原をいう。
コル(サドル) 山と山の稜線上にある窪みの総称で「鞍部」ともいう。
ゴルジュ(のど) 川の両岸が高くそびえ川幅が狭くなったところで「函」ともいう。
ザレ場 ガレ場より堆積物が細かな場所をいう。
山岳スキー スキー滑降が目的ではなく、登山の手段としてのスキーのこと。
サンクラスト 太陽熱の影響で、表面が硬く氷化した積雪のこと。
縦走(じゅうそう) 距離に関係なく、山から山へ稜線通しに歩くこと。
シュカブラ 強風にために雪面上にできる波状の紋様のこと。
シリセード 雪斜面をお尻とピッケルで意図的に滑降すること。
森林限界 高木が成育できなくなる標高線で、やがて高山植物帯になる。
スノーブリッジ 雪渓がとけて、橋のような形に残ったものをいう。
スラブ 表面に凹凸がなく、一枚岩でなめらかな岩壁をいう。
雪渓(せっけい) 谷を埋めた雪で、春や夏の頃まで雪の残っているところ。
雪庇(せっぴ) 山の稜線上の風下に張り出した雪のひさし(庇)をいう。
遡行(そこう) 沢を上流に向かって登ること。
池糖(ちとう) 湿原地帯にある小さな池をいう。
ツボ足 雪山をスキーやカンジキをつけず歩くこと。
出合い 沢と沢の合流する地点のこと。
ティンバーライン 森林限界のこと。
デポ 登山ルートにあらかじめ荷物を置いておくこと。または、登山中にいらなくなった荷物を置いて行くこと。
テンパル テントを張ること。
トカゲ 天気のいい日に外で昼寝をすること。山での日光浴。
徒渉(としょう) 川や沢に橋がないとき、水の中を歩いて対岸に渡ること。
ドブ沢 沢登り用語で、つまらない沢のこと。
トラバース 山腹を横切る、横断する、横に移動することをいう。
滑床(なめどこ) 沢床が一枚岩で、その上を水が滑るように流れているところ。
ニセピーク 頂上と間違えやすい小ピークをいう。
バカ尾根 広い尾根または単調な登山道のある尾根をいう。
バットテラス 垂直岩の途中の平坦部をいう。
バットレス 建築用語から来たもので、山頂や稜線に向かって走る岩稜のこと。
ピストン 目的地を往復すること。
ブキ 箸・スプーン・フォークのこと。
ブッシュ ヤブや林のこと。
ブリザード 地吹雪のこと。
ホワイトアウト ガスや降雪で大地と空の区別がつかなくなること。
巻き道 頂上に登ることをさけて、山腹をトラバースすること。
水場(みずば) 飲料に適した水の流れや泉の場所のこと。
やせ尾根 「ナイフエッジ」
雪がクサル 雪温が上がり雪が溶け始める状態をいう。
雪代(ゆきしろ) 雪どけ水のこと。
稜線(りょうせん) 山の峰から峰へ続く線のこと。
リングワンデリング 目的地に向かっているはずが、円を描いて彷徨すること。
ルンゼ 岩壁の中で沢状にえぐられた岩溝をいう。、尾根状の所は「カンテ」
 
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